会議はもう一時間も続いています。アイデアが飛び交い、意見が重なり、ホワイトボードがいっぱいになりました。その時、一人がそっと口を開きます。「いいですね。結論はこれ、担当はこの人、締め切りはこの日。合っていますか?」一瞬で会議がまとまります。その人はもう、次にやるべきことを頭の中で実行しています。
推進型は、考えが終わるより先に、すでに動き始めている人たちです。
彼らのエネルギー源は目標です。達成すべきことがある時に生きている感覚を覚え、何も進まない時間が続くと、強い閉塞感を抱きます。決断が速く、行動が速く、結果を出します。障害に出会えば迂回する道を見つけ、不可能に見える状況でも「どうやったらできるか?」を先に問います。人が「これってできるのか?」と悩んでいる時、推進型はすでに最初の試みを終えています。
もちろん、推進型にも影があります。速い決断が、時には十分な準備なしに突き進むように見えることがあります。効率を重んじるあまり、過程よりも結果に集中し、周りの人が疲れ切ってしまうこともあります。率直な表現が相手には鋭く響くこともあり、自分のやり方こそ正しいという確信が、頑固さに映ることもあります。
職場で
長い会議をひと言で締める。「で、次のアクションは?」――その一言で場の空気が変わる。
友人の間で
友人が悩みを打ち明けると、共感より先に解決策が口から出る。それが本人なりの「大切に思う」やり方。
対立が起きた時
引かない。正しいと信じれば最後まで行く。だから時に、周りはその重さを感じる。
ストレス下では
何も進まない時間が一番つらい。間違えてでも、一歩動く方を選ぶ。
でも、これだけは確かです。推進型がいるチームは動きます。アイデアは実行に変わり、計画は現実になります。世界には、方向を定めて先陣を切る人が必要です。推進型は、その役割を生まれながらに担っています。